東村山市農業委員会「農家の女性の研修」に参加しました。

農産物直売所「かしわで」

彩り野菜の料理「さんち家」
千葉県の北西部に位置する柏市。水田や畑が多く残ってはいるが、大規模開発により田畑がなくなりつつあるように見えました。
農産物直売所「かしわで」は平成16年5月オープンしました。敷地面積:7.309.86平方メートル、延床面積:437.74平方メートル、駐車台数:120台。柏市を中心に230人以上の生産者が新鮮な野菜・果物・米・加工品を直売している施設です。
「かしわで」では、学校給食へ食材を提供しております。また、自然の尊さを学び、生命の大切さを知る体験学習を行っています。身土不二(しんどふじ):人間の身体と土地は切り離せない関係にあるということ。その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良いという考え方。
また、農業に関心をもってもらうようさまざまな市民参加型イベントにも取り組んでいます。このようにさまざまな取り組みを通じて、生産者と消費者をつなぐ大きな役割を果たしている「かしわで」。今後の都市農業の発展に望む力強い営農意欲のあらわれと、農家のたゆみない努力があった結果、農業経営の安定に一躍かっているのではないでしょうか。
■消費者に知ってもらいたいこと 農家にできる食育
・自分の国を守れない国民(国防)、自給率39%の先進国日本(食防)
・日本の農地450万ha 輸入食料が必要とする外国の農地1200万ha
・近い将来食糧難がくる(農地の砂漠化・人工贈・中国・インドの食生活の変化)
・輸入農産物に頼っていて良いのであろうか。いつまでも外貨が豊富にあるのか。
・農業就業人口260万人 65歳以上が6割を超えている現実。はたして10年後はどうなる・・・
・農地の荒廃化。まだまだ加速し続くであろう農家の離農。田畑の荒廃。
■月日:平成29年9月28日(木)
■参加人数:21名
■場所:千葉県柏市
農産物直売所「かしわで」
柏市農家の主婦たちが調理する農家レストラン「さんち家」